インタビュー2025.08.16

【決勝】ZENKOBEAMS vs 東海NEXUS:試合後インタビュー

ZENKOBEAMS 5-4 東海NEXUS

 

■ZENKOBEAMS・中島梨紗監督

「(試合を振り返って)先制されて劣勢で始まった試合で、最初は流れも良くなかった。なのでワンチャンスで逆転したかった。だからあの4回表の5点、点の取り方がすごく良かった。(連続スクイズで得点を取ったが?)あそこはやっぱり確実に点を取る。1点が最後に響いてくると思っていたので、打たせても良かったんですけど、最終的に5対4。結果論ですけど、あの1点が効いたなと思います。(大会全体を振り返って?)選手たちにはチーム力でしか勝てないよっていう話をしていた。ベンチのメンバーもずっと大きな声で応援してくれていましたし、ヒット1本に対してチーム全員で喜ぶ、エラーやミスはみんなでカバーするっていうことをやってきて、その中で本当に1試合1試合、すごく成長したなって感じてます。想像以上の成長を遂げてくれました。(今後の試合、大会へ向けて)今日でもサインミスが出たり、まだ詰めなきゃいけないところがありますし、まだまだ成長する、伸びしろがあると思います。勝って、いい反省をできる。ヴィーナスリーグも続きますし、松山(全日本)に向けて、あと1歩2歩、ここからレベルを上げられるように頑張りたい。(日本一は?)初めてですね。(日本代表監督としてはアジア一と世界一の経験があるが?)それとはまた違いますね。代表だと勝たなきゃいけないというプレッシャーがありますけど、この子たちの場合はどう力を出させるかということをずっと考えてきた。なのでまた違った感動がありますね。嬉しい。親目線というか、我が子の成長が嬉しいという感覚ですね」

 

 

■ZENKOBEAMS・泰美勝投手(MVP)

 

 

「最後は危なかったですけど、勝てたので良かったです。(今日は3イニングを投げて疲れは?)普段は3イニングとか長いイニングは投げないので、ちょっと後半疲れが出ちゃいました。でも最後は気持ちで投げました。(最後の一打同点のピンチの場面は?)あまり緊張しないタイプなんですけど、最後は本当に緊張しちゃって。プレッシャーもあった。でもその中でも最後は自分の力を出し切れたと思います。(ゲームセットの瞬間のガッツポーズは?)ほんとに嬉しかったです。(大会全体を振り返って)今日もですけど、阪神とかエイジェックとか、すごく手強い相手に投げて、その中で自分のピッチングをちゃんとできたので、すごい良かったかなと思います。私的には阪神戦がベストなピッチングができたかなと思います。(MVPは)取れると思ってなかったので本当に嬉しい。びっくりしてます。今大会で自信が付いたので、また全日本とかヴィーナスリーグでの試合に繋げて行けたらと思います」

 

 

■ZENKOBEAMS・坂口英里主将

 

 

「記念すべき20回大会で優勝できたのは本当に嬉しいです。(4回の同点タイムリーは?)1打席目もそうだったんですけど、チャンスで回ってきたんで、もう“自分がキーマンじゃないか”と思って、“ここで決めるしかない”という気持ちで打席に入りました。三遊間を抜ける強いゴロを打てたので良かったです。(最後は1点差に詰め寄られたが?)美勝(秦)には、焦らなくていいよ、と。中島監督も“美勝のピッチングすればいいよ”と声をかけてくれましたし、美勝とは高校時代からの付き合いですけど、すごいいいピッチャーで、絶対に抑えてくれるっていう気持ちでした。(今大会を通してチームの成長は?)ベンチから選手みんなが声を出してくれていましたし、常に試合に出る準備してくれていた。何があっても、誰が出ても勝てる状況をベンチが作ってくれていました。なので試合に出ている選手は、守備でもバッティンぐでも全力でプレーできました。試合もあっという間に終わった感じですし、全員が試合に集中できていた。集中力がすごくあったと思います。ヴィーナスリーグも残っていて全日本もありますけど、本当にいい形で、この後の試合に臨めると思います。ここで気を抜くことなく、全員で勝ち続けたいです」