コラム2025.08.13

東海NEXUS VS 10CaratExpress

東海NEXUS 11-1 10CaratExpress(5回コールド)

 

NEXUSが5回コールドの快勝で4大会ぶりのベスト4進出を決めた。

 

1回表、1死から2番・藤田理子がライトへの二塁打で出塁し、チームを勢いづけると、2死から4番・髙橋咲耶が左中間を破る適時三塁打を放ち1-0と先制。さらに2回には2死無走者から、8番・菰田晴香のレフトへの打球は相手の後逸を誘い一気に三塁へ。9番・市川結はこの好機にきっちりレフト前へ運ぶ適時打を放ち2-0と主導権を握る。

4回にも8番、9番がチャンスメイクし、1番・藤原和那子がライト線への適時二塁打、2死からは相手の守備の乱れや、5番・堀田ありさの会心の打球がライトへの適時二塁打となるなど打線がつながり4点を加え突き放す。

投手陣は先発・西垣津愛が初回に安打、死球、犠打で1死二、三塁のピンチを招き、内野ゴロで2死したところで前日も登板の田中凜を2番手でマウンドに送り、5番・沖田茉優をニゴロに打ち取るとそのまま続投。

3回に1死から10CaratExpress打線につかまり1点を返され、連打で満塁とされたが内野ゴロに打ち取り最小失点で切り抜ける。

打線は5回に3連打で7点目を奪うと、2死から連続押し出し四球もあり9-1。さらに6番・樋口楓が右中間へ飛ばすと、センターが飛び込むも捕れずその間に2人が生還し11-1で10点差に。その裏は3番手で三浦ひよりが速球を軸に1回を1安打無失点に抑え5回コールドで試合終了。3試合連続の2桁得点の打線の奮闘もあり4年ぶりの準決勝進出を決めた。

一方敗れた10CaratExpressは今大会4試合を戦い抜いたが最後は力尽きる形に。全試合先発の沖田茉優にこの試合も託したがNEXUS打線の勢いを止めることができず無念のコールド負けで大会を後にした。