コラム2025.08.09

東近江バイオレッツvsゴールドジムベースボールクラブ

東近江バイオレッツ9対2ゴールドジムベースボールクラブ

 

計17安打で9得点を奪った東近江バイオレッツが9対2でゴールドジムベースボールクラブを下し、初戦突破を決めた。

 

 

 先手を奪ったのはゴールドジムだった。1回表、1死から2番・鎌田乃愛が右中間を破る2塁打で出塁すると、続く3番・小田嶋真美も右中間へ弾き返して1点を先制する。だが2回裏、今度はバイオレッツが反撃。この回先頭の5番・戸室知奈美がセンターオーバーの3塁打を放つと、1死後に7番・平井菜生が同点タイムリーを放つ。さらに2死2塁から9番・吉田美星が左中間への逆転タイムリー。2回を終えてバイオレッツが2-1と1点リードを奪った。

 

 

 続く得点は3回裏、バイオレッツだった。再び5番・戸室のヒットからチャンスを作り、1死1、2塁から7番・平井が三塁線へ絶妙のセーフティーバント。これが相手の悪送球も誘って戸田が本塁生還。そして8番・黒田陽菜がライト線へ痛烈な打球でのタイムリー2塁打。さらに攻撃の手を緩めることなく、1番・今崎茜里、2番・難波真結の連続タイムリー、トドメは2死3塁から4番・中嶋優菜がライト線へ弾き返し、この回打者一巡の計8安打で一挙6点を奪ってリードを広げた。

 

 

 バイオレッツの先発・安食沙南は、緩い変化球を有効に使いながら尻上がりに調子を上げ、5回には3者連続三振をマーク。7回を一人で投げ抜いて7安打6奪三振2失点の好投を見せた。そして打線は6回裏には4番・中嶋優菜のタイムリーで1点を追加するなど、最終的に計17安打で9点を奪った。

 

 

敗れたゴールドジムは、先発の亀谷なる実が3回を8安打6失点で降板。その後を継投で凌ぎ、6回表に6番・津久井優のタイムリーで1点を返したが、反撃もそこまで。計8安打ながら2得点に抑えられた。