コラム2025.08.09

はつかいちサンブレイズvs茨城ゴールデンゴールズ

はつかいちサンブレイズ6-2茨城ゴールデンゴールズ

 

今大会4度目の出場となるはつかいちサンブレイズが、6-2で初出場の茨城ゴールデンゴールズとの開幕戦を制した。

 

 

スコアは初回から動いた。サンブレイズは1回表、2死走者なしから四球とヒット、盗塁で2、3塁のチャンスを作ると、5番・村松珠希がフルカウントからファウルで粘った後に「素直にバットを出そうと思った」と逆方向となる右中間への2点タイムリー2塁打を放つ。さらに6番・戎嶋美有がレフトへ弾き返して3点を先制。続く2回表にも四球とセーフティーバント、盗塁と足を絡めながら1死2、3塁として2番・鶴見栞奈のタイムリーで2点を追加した。

 

 

 対するゴールデンゴールズは、1回、2回と得点圏に走者を送りながら後続が凡退して無得点。迎えた3回裏、1死満塁として5番・數田彩乃、6番・保坂渚菜のタイムリーで2点を返したが、2死満塁からの8番・岡田桃香の三遊間への鋭い当たりを放ったが、サンブレイズの三塁手・御山真悠が横っ跳びでのダイレクトキャッチで阻止された。

 

 

 4回以降は、サンブレイズの先発・小原美南と、ゴールデンゴールズの先発・辻彩夢の両右腕による投手戦となった。その中で小原は、しなやかな投球フォームから伸びのあるストレートを繰り出し、2点を失った3回以外はスコアボードに「0」を並べた。そして味方打線が貴重な追加点を奪った後の最終7回裏も「最後はもう思い切って腕を振って投げた」という中で球威は衰えず、7回を8安打ながら2失点に抑える好投を披露した。

 

 

 敗れたゴールデンゴールズは、片岡安祐美監督が率いた中で六角彩子や岡田桃香など経験豊富な選手たちを揃え、新ユニフォームを着用しての今大会に初参戦したが、序盤の失点が悔やまれる形で初戦敗退となった。