10CaratExpress 10-0 Rabbits(6回コールド)
本日開幕した第20回全日本女子硬式クラブ野球選手権大会。長嶋茂雄記念岩名球場で行われた第1試合は、投打のかみ合った10CaratExpressが6回コールドで勝利した。
序盤はRabbits・中川音果が2回を完璧に抑え、10Carat・沖田茉優は走者を出しながらも得点は許さない立ち上がり。
試合が動いたのは3回、1死から片岡李奈が二塁打を放つと、西内聖菜が初球を打ち内野安打でチャンスを広げる。村上祐基監督が「これが大きかった」と振り返る西内の積極的な一打で勢いづいた攻撃陣は2死満塁とすると、吉本明紗のタイムリー内野安打で10Caratが先制する。さらに続くチャンスに亀井あすかがタイムリーを放つが、敵失が絡み一塁走者も生還。この回4点を挙げた。
5回には再び吉本、亀井にタイムリーが飛び出し6対0とリードを広げる。
さらに6回、無死満塁のチャンスに西内が走者一掃のタイムリー三塁打を放ち9対0とすると、山田咲良のライトゴロで10点目を奪い、コールド勝ち。
先発の沖田は5回3安打の好投を披露し、6回はこの回から登板した西内がピンチを背負ったが無失点で切り抜ける完封リレーで、10Caratが嬉しい大会初勝利を挙げた。
敗れたRabbitsは1回に走者を三塁まで進めるが後続が倒れてしまう。6回には降矢結衣のヒットなどで無死一、二塁のチャンスを作ったが生かせず。1点が遠く完封負けを喫してしまった。