コラム2024.08.11

読売ジャイアンツ VS MSH医療専門学校

読売ジャイアンツ 13-0 MSH医療専門学校(5回コールド)

 

打線爆発のジャイアンツが優勝した昨年に続き、2年連続ベスト8進出を決めた。
5回コールドを決めたジャイアンツ打線は初回から猛打を見せる。先頭の上條優奈が三塁打で出塁すると、田中美羽のタイムリーで先制。

さらに長田朱也香タイムリー、島野愛友莉タイムリー三塁打、金満梨々那タイムリー二塁打と3連続適時打で3点を追加する。四死球で満塁とすると相見菜月が犠飛。押し出し四球の後、東ここあにも走者一掃の3点タイムリー三塁打が飛び出し、この回一挙9得点の猛攻。


4回は東のこの日2本目となる三塁打を皮切りに、長田、中村柚葉、山下陽夏にタイムリーが生まれて4点を追加した。
先発を託されたのは村川祐月。昨年のクラブ選手権では登板機会がなく悔しい思いをしたが、昨年より球速がアップし最速は124キロにまで成長。巡ってきた先発機会に3回1安打と試合を作り、小野寺佳奈、日髙結衣とつなぎ完封リレー。投打に盤石な戦いぶりで明日の準々決勝に駒を進めた。


敗れたMSH医療専門学校は先発・大山智絵が初回に6安打9失点と相手打線につかまったが、2回は捕手・栗本栞乃が好送球で二盗を阻止。3回は1死三塁のピンチも大山が踏ん張ったが4回に再び失点を重ねてしまったが、5回は岩佐麻里亜がランナーを背負いながらも無失点と粘った。


攻撃陣は2安打に抑え込まれてしまった一方で、栗本は二塁を狙った打者走者をアウトにし、守備陣も1失策こそあったが守りから崩れることはなく冷静に戦い抜いた。