コラム2024.08.10

全府中女子硬式野球倶楽部 vs エイジェック

全府中女子硬式野球倶楽部 2-12 エイジェック (5回コールド)

 

エイジェックが効率良く得点を重ね3回戦進出を決めた。

 

1回表、全府中は先頭の1番・志村亜貴子がヒットで出塁して盗塁を試みたものの、エイジェックのキャッチャー・生井美桜が見事アウトにする。このプレーで流れを引き寄せたエイジェックは、その裏の攻撃で二死三塁と一打先制のチャンスを作ると、直前に素晴らしい送球を見せた4番・生井美桜のタイムリーで先制に成功する。さらに5番・辻野玲奈、6番・小野里綾夏の二者連続タイムリースリーベース、9番・湯浅紗恵の走者一掃となるタイムリーツーベースもありこの回一挙6得点。

 

2回には8番・萩野芳海のタイムリー、3回には5番・辻野玲奈のタイムリーなどで3点ずつ得点し、 ヒット9本で12得点と効率良く得点を重ねた。

 

反撃したい全府中は4回表、この回先頭の2番・數田彩乃のヒットと二つの四球で無死満塁のチャンスを作ると、5番・岡田桃香の犠牲フライと6番・松木紗綾のタイムリーで反撃を開始。さらに一死満塁のチャンスであったがここは併殺打に打ち取られ、この回2点止まり。試合はそのまま進み、規定により5回コールドゲームとなった。

 

エイジェックは前の試合の緊迫した投手戦とは一転、打力で打ち勝ち三回戦進出。

投げては小松圭保、吉田えり、半田莉子の3投手の継投でリードを守り切った。

 

敗れた全府中はしぶとい戦いぶりを見せるも序盤の四死球が響き2回戦突破とはならなかった。