インタビュー2024.08.12

エイジェックvs埼玉西武ライオンズ・レディース:試合後インタビュー

■エイジェック・小林茂生監督

「疲れました!準々決勝もそうでしたけど、いつも言っている形で先に点を取れたのが大きかった。去年からリーグ戦などで対戦した際に磯崎投手からなかなか点取れていなかったので、磯崎対策をずっと練って来て、それが先制点に繋がったかなと思います。(1失点完投の半田は)この大会に入る前にあまり状態が良くなくて、本来なら1戦目に行く予定だったんですけど、そこで投げずに調整して来て、相手が西武さんだったらぶつけようと考えていた。(継投は?)考えていなかった。もう任せたぞ、と。(最終回のピンチの場面ではマウンドに行った際は)思いっきりいけ、と。守備もちゃんと守ってくれているし、同点になってもいいからと声をかけました。結果、守備陣のいいプレーもあって、チーム全員で抑えてくれた。(決勝戦へ向けて)去年は初戦敗退して苦しい1年だった。でもそこからタイトルを絶対に獲ろうと、冬の間も今までにないくらいきついトレーニングをしてきた。それが活きたと思う。明日も全員野球で戦いたい」

 

■半田莉子(写真右)

「ここ最近ずっと調子悪くて、チームに全然貢献できなかった。でも今日、先発を任されたので絶対に貢献しようと思って全力で投げました。(先発を告げられたのは?)昨日です。なので準備はできていました。とにかく自分は打者に対して攻めることが自分の持ち味だと思ってるので、内角をズバズバ攻めていきました。あとはスライダーが結構曲がってくれたのが良かった。(終盤のピンチの場面は)甘くならないようにと思って投げて、最後も大学の後輩だったので絶対に負けたくないという気持ちで投げました。本当、守備が固いので、打たせて取るということを意識して、抑えることができた。あと1試合、絶対に優勝する気持ちで臨みたい」

 

■阿部希(写真左)

「(初回に先制点につながる2塁打は?)イメージ通りに打つことができた。積極的に行った結果がツーベースになったかなと思います。(今大会の自身のバッティングについては?)今大会では2番を任せてもらっていて、やっぱり4番の生井がすごく調子がいいので、その前にどれだけランナーを置けるかというところが大事になる。ヒットが一番いいですけど、何でもいいから塁に出て、自分が塁に出れなくても走者を次の塁に進めるということを意識してやっています。(守備で6回2死満塁からのショートゴロを捌いて)その前に2つミスをしていて、正直、飛んで来ないでって思ったんですけど、しっかりと前に出て捌いて、アウトにすることができた。(決勝は)相手は創設当時から意識しているジャイアンツですし、去年の大会も優勝しているチーム。もう1回、本当にチーム一丸となって戦って、立ち向かって行きたい。自分たちは去年、初戦負けで本当に何もうまくいかなかった。でも冬からしっかりとトレーニングを積んで、1人1人が壁を乗り越えることができた。その自信が 今年のチームにはある。去年の悔しさをしっかりと晴らしたい」