読売ジャイアンツ 6－3 九州ハニーズ
■読売ジャイアンツ・宮本和知監督
「今大会初めて先制されても、浮き足立たずに冷静さを保ってたのが大きかったですね。スクイズもしっかり成功させて、そこからミスを拾い、逆転をする。全てエラーからの失点だったんですけど、普通だったらあそこで全部向こうに流れを持っていかれるところを、なんとかこちら側に呼び戻したっていうかね、よく耐えたなと思います。先ほどのミーティングでも話したんですけど、野球は失敗を取り返せるスポーツであるという、 だから失敗を恐れちゃいかんといったことがですね。今日1つ学べたんじゃないかなと思うし、やっぱり最後まで諦めないっていうね、そういったところが彼女たちの成長をちょっと感じさせられた今日は試合だったなと思いますね。（吉安清投手については）前の試合に2点を取られて、ボールが高いとアドバイスしました。コースを投げ分けるのではなく、高低だということで、低めにボールを集めることをテーマとして与えたのが良かったかなと。（一時同点打の島野愛友利については）勝負強いね。やっぱりほんとにあれこそ小さな巨人ですよね。あそこでやっぱり打ってるのは、そんなに簡単に打てるところじゃないんだけども、やっぱりしっかり強く叩くっていうことですよね。（この長嶋茂雄記念岩名球場では昨年から無敗）やっぱり長嶋さんが後ろについてるってのは、我々はいつも感じてやっていますね。長嶋さんの思い、『勝つ、勝つ、勝つ』っていうのは、僕の中に常にあるので、見守ってくれてんだなっていうのは思います。」
■読売ジャイアンツ・吉安清投手（写真右）
「緊張はしてなかったんですけど、緊張感のあるマウンドでした。コントロールも気にして低めに投げなきゃいけないチームだったので、結構低め低めにと気をつけて投げました。久しぶりに投げられる嬉しさはありました。（126キロも計測したが、最速は）127キロです。明日も投げるか分からないですけど、しっかり調整してチームに貢献したいです。」
■読売ジャイアンツ・相見菜月外野手（写真左）
「（決勝の2点適時三塁打を打ったことについて）打ったのは外のストレートで、ちょっと高めかなと思います。相手のピッチャーがすごい緊張してるのが伝わってきたので、逆に自分は楽しもうというか、楽しめたので、結果が出たのかなって思います。（苦しい試合展開だったが、チームの雰囲気は）みんな1人1人が負けたっていう気持ちがなかったので、これからだぞっていう感じですごいチーム雰囲気もよく、流れを持ってこれるように1人1人がやったから、この結果になったと思います。（優勝まであと1つ）結果は後からついてくると思うので、もちろん去年の優勝者だからって気負わず、1人1人がほんとに精一杯やれば結果はついてくると思います。」