コラム2024.08.10

RUSH VS HAYABUSA サウザン

RUSH 13-7 HAYABUSAサウザン

クラブ選手権初勝利に燃えるRUSHと強豪・横浜隼人OGが多く集うHAYABUSAサウザンの試合は、13-7でRUSHが勝利。悲願の初勝利を果たした。

 

一回裏、先頭・東が四球で出ると、二番・関澤が確実に送りバントを成功させる。続く三番・金光がライト方向へ完璧な当たりでタイムリーツーベースヒットで一点先制。理想的な展開で先制に成功すると、続く四番・中園もライト前にタイムリーを放ち一点を追加。初回から二点の先制に成功し、HAYABUSAは幸先の良いスタートを切る。

三回表、RUSHの攻撃は先頭の七番・坪井がレフト前ヒットで無死一塁のチャンスメークに成功すると、八番・藏屋がうまく勢いを殺して送りバント成功。続く九番・村木がライト線へ転がるヒットで1死一、三塁。相手エラーも絡みながら、三番・眞田のライト方向ライムリーで一点追加。同点に追いついた。

▲RUSHの継投も鍵となった

その勢いのまま四回表、1死満塁から九番・村木がセンターへはじき返し一点を追加。勝ち越しに成功すると、相手エラーも重なり5-2とリードを三点に広げた。2死一、三塁から打席には再び眞田。ライト線抜ける長打を放ち、さらに二点追加。続く四番神谷もショートへ強烈な打球を放ち、相手のエラーを誘った。一点をもぎとり、8-2。この回一挙六点の追加に成功する。

五回裏にHAYABUSAは一点を追加するも、

六回表、RUSHは九番・村木から五人連続安打でつなぎ、相手エラーも重なったことで13-3。リードを10点に広げる。

六回裏、2死一、二塁から打席には三番・金光。ライト方向へ粘りのバッティングで一点を奪取。皆の意識を一つにし、望みをつなげた。

七回表を0点で抑えると、七回裏。

2死になりながらも相手エラーを誘い満塁のチャンスで三番・金光が再び打席に立つ。甘く入った球を見逃さずライトへ飛んだ打球はタイムリーに。一挙二点を獲得した。

 

しかし、HAYABUSAの反撃もここまで。13-7でRUSHが悲願の初勝利を手にした。試合後の監督インタビューでは目に涙を浮かべる姿もあった。全員が“楽しむ野球”をモットーに、最後まで戦い抜いたことが勝利につながったのだろう。