インタビュー2024.08.09

佐川急便 VS 九州ハニーズ:試合後インタビュー

佐川急便 0-18 九州ハニーズ(5回コールド)

 

■九州ハニーズ・宮地克彦監督
「毎年のことですが(初戦は)緊張するので、今日のテーマとしてはなるべく全員の選手を使ってあげたいと。ルーキーで入った18歳の子たちもデビューができましたし、どんな当たりであれヒットという結果が出たので、この一番緊張する1回戦を本当に最高の形でクラブ選手権のスタートが切れたなっていう手応えは感じています。緊張感がある中で1試合を終えたということをプラス材料にしようっていうのは最初から決めていたので、そこに個人個人のヒットが出たという結果がついてきてくれたので、次の2回戦からはいよいよ本当の戦いが始まると思っています。(1イニングずつの継投は)九州という土地はまだまだ女子のチーム数も少ないですし、実戦の場が本当に少なかったんです。その中で今日は1人1イニングずつでとにかく慣れようと。いいピッチングをしてても悪いピッチングをしてても、順番も決めていたので与えられた場所で自信を持って、責任を持って投げてくれという風に最初から決めていました。大エースと言われるピッチャーがいないので、みんなでどう7イニングを抑えていくのか。みんなの力を借りないとこの暑い中ではできないので、今日1人1人に1イニングきちっと経験をしてもらって、なおかつノーヒット。ピッチャー、野手陣両方とも最高の形で結果が出たので、もう本当に最高の滑り出しだなと思います。(次戦に向けて) 今年のスローガンは『やりきる』と『頂結束(ちょうけっそく)』です。頂上、要するにてっぺんを狙うための結束。これを見据えてきたので、明日以降の戦いとしてはみんなで投げてみんなで抑えて、みんなで行く。今日みたいな形になると思います」

 

■九州ハニーズ・川端友紀選手(写真左)
「クラブ選手権優勝というのは目標にしていこうというので、あんまり優勝優勝っていうよりは、目の前のワンプレーを積み重ねていこうっていう話をしてたので、それがみんなヒットも積み重ねてアウトも積み重ねてああいう結果になったんじゃないかなと思います。(先制打の場面の意識は)しっかり自分のスイングをしようと。やっぱり大会の一打席目というのはすごく大事に思ってるので、 アウトになったとしても、凡打になったとしても、自分のスイングをしっかりしようっていうのは心がけています。(今日3安打)世界大会もありましたが、状態自体は悪くなかったので、まずはクラブ選手権の初戦で一本打ちたいという気持ちがあったので、結果としては最高の3安打になってホッとしたので、また明後日の試合に向けてしっかり準備していきたいです。(次に向けて)目の前のプレーに全力で1つのアウトを取る、1点を積み重ねるっていう気持ちを忘れずに、最後に結果として勝利がついてきたらいいなと思います」

 

■九州ハニーズ・楢岡美和選手(写真右)
「初回に点数は取りましたが、やっぱりまだまだ取れたところもあると思います。大会初日はやっぱり緊張感がどんな人でもあると思うので、まず初戦こういう形で全員安打もしましたし、そういう形で取れたことが良かったかなと思います。(今日2安打3打点も)私自身はそんなに(調子が)いいとは思ってないんですけど、ここからなんとか調子を上げていけたらいいなと思います。(5番手として登板)自チームではピッチャーもやっているので、頼もしいバックがハニーズはいるので、打たせて取るようなピッチングができたらいいかなと思っていました。久しぶりにしてはすごくよかったかなと思うので、 明日1回休んで、明後日から本当の戦いが始まると思っているので、そこで勝ち切れるようにやっていきたいなと思います。(今大会は)優勝を目指してますけども、目の前の一戦一戦が、1点1点が本当に積み重なって最終的に優勝という形が取れたら最高だと思うので、まず目の前の試合を全員で勝ち切れるようにしたいです」