コラム2024.08.09

駒沢RISE VS MSH医療専門学校

駒沢RISE 0-2 MSH医療専門学校

本日開幕した第19回全日本女子硬式クラブ野球選手権大会。長嶋茂雄記念岩名球場で行われた第1試合は、投打のかみ合ったMSH医療専門学校が2対0で競り勝った。


1回裏、MSH医療専門学校は先頭の村中星南が四球で出塁し二盗を決めると、犠打で三塁へ。続く3番・栗本栞乃のタイムリー三塁打で先制する。


2回は1死二、三塁のチャンスを作るが、駒沢RISE・栗原早希が踏ん張って得点ならず。
4回もヒットとエラーなどで1死一、二塁とするが、後続が倒れて無得点。1対0のまま試合は終盤へ突入していく。


そして5回、駒沢RISE は1死から水島聖菜が、この試合チーム初めての出塁となる二塁打で出塁するが、このチャンスを生かせず。


その裏、MSH医療専門学校は村中がヒットで出塁して二盗、犠打で三塁に進むと、栗本のセンターフライでスタートを切るが、駒沢RISEが中継プレーで刺した。
ともに両投手が要所を締め互いに1点が遠かったが6回、MSH医療専門学校は代わった投手から2安打と四球で満塁とすると、岩佐麻里亜が押し出し四球を選び、2対0と待望の追加点を挙げる。


MSH医療専門学校・大山智絵はわずか2安打の快投で無四球完封。守備陣も無失策の好守で応え、MSH医療専門学校が初戦を突破した。


敗れた駒沢RISEは栗原が初回に失点したものの最少失点でしのぎ、以降もランナーを背負いながら粘り強いピッチングで追加点は許さず。だが攻撃陣が大山の前に三塁を踏めず、完封負けを喫してしまった。