九州ハニーズ・宮地克彦監督
「野球は恐ろしいなと実感しました。小島が(3回裏の本塁突入で)セーフだったら10点差で3回コールドだったので。(5回の継投について、)2点取られても5回コールドという計算もあって、百田から山口に変えました。明日がダブルヘッダーということとうちの投手陣の今大会の調子を含めて、予定通りの継投だったのですが、西門さんに(走者一掃の二塁打を打たれ、)一撃で3点取られてしまったというのは計算外でしたね。山口は練習試合から結果を出していたので、すごく自信を持って登板させましたが、関東の強いチームにまだまだ通用しない部分もあり、この1イニングに経験がつまっているなと思います。(8点差から1点差に追い上げられた展開について、)見ているお客さん含めて、100%流れは向こうだなと。『この流れを変えるにはベンチのメンバー含めて死ぬほど声を出してみろ』と円陣で激を飛ばしました。結果論にはなりますが、3試合ともコールドで勝ってしまったら痺れる展開で嫌だったので、この展開を経験した上で勝てたということをプラス材料にしたいと思います。」
九州ハニーズ・小島也弥主将
「私たちも一戦必勝で目の前の1打席1つのアウトを積み重ねていこうと話していたので、最後まで集中して守り切れたことがチーム全体としても試合を重ねるごとに成長できているのかなと思います。(追い上げられる展開について、)『苦しい時ほど、下を向かずに前向きに楽しんでプレーしようという』ことをいつも川端さんが言っていて、ピンチでにマウンドに集まった時も『ドキドキするね。こういう場面こそ楽しもう。』と話していたので、それが守り切れた要因だと思います。全員がこういう局面を守って勝てたということは次に繋がるんじゃないかなと思います。明日の試合も目の前の1つのアウト、1打席にすべての力を出し切るつもりで、一戦必勝でチーム全員で前向きに頑張っていきたいと思います。」