■瀬戸内ブルーシャインズ・土井畑優監督
「選手がひたすらに底力を見せて頑張ったというか。しんどい試合ではあったと思うんですけれど、中盤から終盤にかけてしっかりピンチで粘りながら、抑える。自分たちは粘り強くファールを打ちながら球数を投げさせて、0点では行きましたがしっかり自分たちの攻撃の形を作れてはいました。
7回は打順の巡りもよく、同点に追いつけたのは選手の力なのでよく頑張ったなと思います。
(初出場に当たって)いつも通りやってほしいということで、特別なことをやろうとすると地に足がつかなくなるので今まで通りやってきたことをやるだけというのは練習中から常々言っています。今日に関しては試合前に何も言っていないですし、選手たちが自分たちで考えて自分たちで作っていってほしいという思いがあるので、特に何も言っていません。
明日は朝が早いので、選手たちを一刻も早く休ませてあげたいという感じではあるんですけど、ここまで来たらトーナメントなので居みたいなイメージで、今日よりも苦しいゲームになってくるとは思うんですけど、自分たちが思い切ってどれだけできるか試してごらん、とは思っています。でも今まで通りやってきたことを発揮するだけかなと思います」
■瀬戸内ブルーシャインズ・楢崎涼
「全国大会が初めてなので、何とか全員で1勝という気持ちで試合に挑みました。
(追いかける展開でしたが)最後までやるぞ! という、2アウトからでもランナー―をしっかり出そうという意識で、攻撃の姿勢を崩さないようにみんなで意識していました。
(勝ち越し打の打席は)すごく不安でいっぱいだったんですけど、来た球を振ろうと、自分が悔いの残らないようにしっかり振ることだけを心掛けて打席に入りました。打ったのはど真ん中の真っすぐだったと思います。手ごたえもよかったです。
初勝利を挙げて最高です! 全国の初戦で、みんな緊張したのもあるんですけど、地元・瀬戸内市とか岡山県の多くの方に応援してもらっているので期待に応えられて本当にうれしいです。会社の人も女子野球選手が入ってきて明るくなったとか、地元に応援できるチームができてうれしいと言ってくださる方もいて、楽しいです。たくさん応援してくださってうれしいです。
(九州ハニーズとの次戦に向けて)普段だったらあまり試合できないような強いチームとできるので、自分たちの力がどこまで通用するか楽しみながら挑戦者の気持ちを持って、最後まであきらめない気持ちを大事にしてみんなで戦っていきたいです」