コラム2023.08.11

エイジェック vs はつかいちサンブレイズ

エイジェック 1-6 はつかいちサンブレイズ

 

はつかいちサンブレイズが二桁安打の猛攻で一昨年の覇者・エイジェックを下し、明日行われる3回戦に駒を進めた。

 

大谷津球場の開幕ゲームとなったこの一戦。先手を取ったのは一昨年の覇者・エイジェックだった。エイジェックは2回表、1死から6番・阿部希が安打で出塁しチャンスを作ると、8番・辻倉彩実が右中間を破る二塁打を放ち1点を先制する。

1点を追う展開となったはつかいちは3回裏、9番・森田梨穂香の内野安打を皮切りに3連打で満塁のチャンスを作ると、3番・村松珠希がスクイズを決め同点に。さらに続く4番・御山真悠、6番・國場紗智にもそれぞれ適時打が飛び出し、勝ち越しに成功する。勢いに乗ったはつかいち打線は続く4回に2番・三原遥の適時打、3番・村松の犠牲フライで2点を追加、さらに6回にも2番・三原の適時打で1点を追加し6回までで6得点。

大量の援護を貰ったはつかいちの先発・磯崎由加里は緩急を巧みに使った投球術で古巣・エイジェック打線を3回以降は2安打に抑える好投。最後は空振り三振を奪い、チームをクラブ選手権初勝利に導いた。

敗れた一昨年の覇者・エイジェックは3投手の継投で臨むも、勢いに乗ったはつかいち打線を止めることができず。打線も好投の磯崎を前に中盤以降はチャンスを作ることができず、無念の初戦敗退となった。