阪神タイガースWomen 8-0 Amazing(6回コールド)
大谷津球場の準決勝第1試合は前回覇者・阪神タイガースWomenが快勝。明日の準決勝に駒を進めた。
阪神TWとAmazingの関西対決となったこの試合。阪神TWは1回表、2番・中江映利加が内野安打で出塁すると、天候が悪化しAmazingの先発・髙野眞由のコントロールが乱れ、4者連続四死球。押し出しで2点を先制する。その後、天候はさらに悪化。グラウンド全体に水たまりができ、1時間以上の中断となる。
「(1時間の中断で、)難しかったですが、選手たちが気持ちを切らさずにやってくれた。」と阪神・上本監督。試合再開後も阪神打線は攻撃の手を緩めることなく、2回に1点、4回に3点、6回に2点を追加し、合計8得点。代打で出場した安藤蓮姫のタイムリーや代走で出場した東尾凜の盗塁など、控え選手も確実に役割を果たす活躍を見せた。
援護を貰った阪神TWの先発・前田祐里はここまで2試合で20得点と好調のAmazing打線を力強いピッチングで封じ込め5回を零封。上本監督も「本当によく頑張ってくれた。細かいことは気にせず、思い切ってミットに投げ込んでくれた。」と前田の思い切りのよい投球を称えた。
敗れたAmazingは3投手の継投で強力・阪神打線に挑むも悪天候の不運も重なり大量失点。攻撃では毎回走者を出すもあと一本を出すことができず、準々決勝で大会を去ることとなった。