ZENKOBEAMSがROKETSを下し、初戦を突破。明日行われる3回戦に駒を進めた。
2017年以来の優勝を目指すZENKOBEAMSの初戦の先発は先日の女子野球アジア杯でMVPを獲得した田中露朝。田中は1回表の守りから3者連続三振を奪う快投を見せる。「入りを大事にしようと思っていて、できすぎぐらいで少し怖いです。」と好投を振り返った。田中の好投の勢いに乗りたい打線はその裏、2死から3番・前川瑠那が四球で出塁すると4番・河野にランニングホームランが飛び出し2点を先制する。
ZENKOBEAMSは4回にも河野の四球を起点に追加点をあげると、先発・田中は5回を投げて9奪三振無安打零封。6回からマウンドを任された2番手・安武真保も併殺打を2つ取る味方の好守にも助けられながら2回無失点。エースと4番の活躍で接戦をものにする結果となった。
敗れたROCKETSは先発・市村優李が粘りのピッチングで完投もZENKO投手陣を前にチャンスを演出することができず、ホームが遠い展開となった。
