コラム2023.08.11

履正社RECTOVENUS vs GOODJOB

履正社RECTOVENUS 16-8 GOODJOB(延長8回)

本日、開幕を迎えた第18回全日本女子硬式クラブ野球選手権大会。

ナスパスタジアム第一試合は、タイブレークの末、履正社RECTOVENUSが16-8でGOODJOBに勝利した。

履正社RECTOVENUSは2回、相手のエラーで出塁した向井千尋と、菊川乃和、馬殿真結の連続ヒットで1死満塁と好機を作ると、上田小桃がスクイズを決め先制に成功する。続く3回も、2死ながら三塁で向井がタイムリーを放ち1点を追加。6回には、高口結彩の四球と菊川のヒットで2死ながら二、三塁とすると、先制点を演出した上田が右中間を破るタイムリースリーベースヒットを放ちさらに2点を追加。4-0とする。

反撃したいGOODJOBは6回、玉村七海、米田咲良の連続ヒットで無死一、二塁と好機を作ると、松井風羽がレフト線へうまく運ぶタイムリーツーベースを放ち2点を返す。その後も鈴木汐海のヒットで1死一、三塁とすると、松本愛恵がタイムリーを放ちさらに1点を追加。

5-3で迎えた最終回、履正社RECTOVENUSはこの回先頭の藤本香蓮がヒットで出塁し、続く鈴木真那江がレフト線におちるタイムリーツーベースを放ち1点追加。その後も攻撃の手を緩めず、向井、菊川、馬殿のタイムリーで3点を獲得し8-3と突き放す。

7回裏、2死走者なし。このまま履正社RECTOVENUSが勝負を決めると思われたが、ここからGOODJOBが粘りの打撃をみせる。高橋明音、米田、松井、鈴木、松本、竹政純奈の6連打で5点を獲得し、土壇場で同点に追いつく。

7回では決着がつかず、無死一、二塁から攻撃を開始するタイブレークにもつれこむ。

先攻の履正社RECTOVENUSは、鈴木、高口、上田、山崎にタイムリーがうまれこの回一挙8得点。

なんとか追いつきたい後攻のGOODJOBだったが、履正社RECTOVENUS先発の藤本が三者凡退に抑え試合終了。