ZENKO BEAMS 2-1 履正社RECTOVENUS
ZENKO BEAMSが逃げ切り勝ち。2対1で履正社RECTOVENUSを退けてベスト8入りを決めた。
前日の大会初戦を延長タイブレークの末に勝利(11対8)したZENKO BEAMS。この日は打って変わっての投手戦。1点を争う展開となったが、0対0で迎えた3回裏、四球と犠打で2死2塁として、5番・坂口英里が右中間へ弾き返して1点を先制。6回裏には8番・小林真夕奈がスクイズを成功させて貴重な2点目を奪った。
投げては先発の安武真保が迫力のあるトルネード投法から「変化球でストライク先行の投球ができたのが良かった」とテンポの良いピッチングを繰り広げて6回まで1安打無失点ピッチング。最終7回表に「反省です」と連打を許して無死2、3塁のピンチを招いたが、ここでマウンドに上がった2番手の泰美勝が、中島梨紗監督の「すごく肝が据わっている」との評価通り、後続を内野ゴロの間の1点のみに抑えて逃げ切り勝ち。野手陣も好守も光った。
敗れた履正社RECTOVENUSは、4回まで1失点に抑えていた先発投手の寺西小町が、5回裏の投球前の守備練習で頭部に送球を受けて負傷交代するアクシデント。7回表に3番・寺倉芽莉、4番・向井千尋の連打で一打同点のチャンスを作って1点を返したが、あと一歩届かなかった。