エイジェック 5-1 東近江バイオレッツ
前回覇者のエイジェックが5対1で勝利。東近江バイオレッツを下して準々決勝に進出した。
エイジェック・小野寺佳奈、東近江バイオレッツ・三川茉莉の両先発の投げ合いとなった一戦。エイジェックが2回表にエイジェックが2死2塁から8番・塩谷千晶のタイムリーで1点を先制したが、その後は1点差のままの“守り合い”の展開が続いた。しかし6回表にエイジェックが集中打を見せ、6番・辻倉彩水の2点タイムリー2塁打、7番・斎藤さやかのタイムリー3塁打、さらに塩谷の犠牲フライで計4点を追加した。
エイジェックの先発、20歳の剛腕・小野寺は、「ここ最近では一番、自分の投げたいボールを投げることができた」との言葉通り、力強いストレートで相手打線をねじ伏せ、6回裏無死満塁のピンチも「点差があったので余裕を持って投げることができました」と1失点のみで、計6イニングを投げて7奪三振をマーク。最終回は2番手の小松圭保が3人でピシャリと締めた。
敗れた東近江バイオレッツは、3番の木瀬悠里主将が3安打と奮闘したが、チームとしては計5安打で、6回裏に掴んだ無死満塁のチャンスで併殺崩れの1点のみと攻め切れず。好投を続けた三川は6回に力尽きた。