コラム2022.08.27

ハナマウイ vs 京都文教大学

ハナマウイ 2-5 京都文教大学

 

2021年創部、大学生と社会人が混在する“クラブチーム”として初の全国大会に臨んだ京都文教大学が前回大会3位のハナマウイを下し、ベスト8進出を決めた。

 

 

試合開始直前の豪雨により、予定より1時間ほど遅れての開始となったこの試合。京都文教の先発・河村早紀がランナーを二人出しながらも初回を0点に抑える。「試合が1時間くらい遅れて始まった中で粘り強く投げてくれた」と松村豊司監督。試合の流れを掴んだ京都文教はその裏、先頭の中村柚葉の出塁を皮切りに一死二三塁のチャンスを作ると、4番高橋海音の犠牲フライ、5番河村のセンター前、6番松本理歩の三塁打で3点を先制する。

 

京都文教はその後も2回、5回にそれぞれ1点を追加し5得点。「5点取りたいなと思っていて5点取れた。」と松村監督。理想的な展開で得点を重ねた。投げては先発・河村が5回途中に捕まり2点を失うも、リリーフで登板したサブマリン・山口千沙季が巧みな投球で後続を断ち切り、ハナマウイ打線を封じ込めた。

 

 

敗れたハナマウイは「雨で開始が遅れて初回に点を取られてしまった。」と森賢司監督。立ち上がりの3失点が響き、無念の3回戦敗退となった。