阪神タイガースWomen 7-0 マドンナ松山(6回コールド)
阪神タイガースWomenが攻守で圧倒。7対0でマドンナ松山を6回コールドで下した。
前日ダブルヘッダーを戦って勝ち上がってきた阪神タイガースWomenは初回、四球で出塁した1番・前田桜茄が盗塁を成功させると、2番・田口真奈のタイムリーで早くも先制。さらに4番・田中亜里沙がレフト戦へタイムリー2塁打を放って2点をリードすると、続く2回裏には1番・前田桜茄のタイムリー2塁打で1点、4回裏には9番・前田葵と3番・三浦伊織のタイムリーで3点を加点。迎えた6回裏、無死1塁から8番・蜜浦さくらが右中間へタイムリー3塁打を放ち、7点差を付けてのコールドゲームを成立させた。
阪神タイガースWomenは投手陣も安定した投球で、先発の水流麻夏が3イニングを3安打無失点に抑えた後、坂東瑞紀、半田渚、横井千晃が1イニングずつを無安打で繋いで完封リレー。危なげない戦いで準々決勝進出を決めた。
一方、四国初の女子硬式野球チームとして創設17年目となるマドンナ松山。前日の大会初戦で終盤の6回、7回の2イニングで計12点を奪う逆転劇で勝利したが、この日は打線が計3安打で4回以降は無安打と沈黙。主将の池田千沙は「一人一人の知識、意識、技術を強いチームのレベルに合わせて上げていかないといけない」と課題を挙げ、成長した姿で再び全国の舞台に戻ってくることを誓った。