初出場の兵庫ブルーサンダース(兵庫)が、18年大会優勝のハナマウイ(東京)との2回戦でコールド危機から3点差まで追い上げる粘りをみせた。
ハナマウイは初回、2死走者無しから主将の中園里麻の中二塁打を手始めに塁を埋めると、大須賀美樹の先制打など四球を挟んだ適時打で一挙5点。その後も点を重ね、4回表を終えた時点で8―0と大量リードした。
このままではコールド負けとなるブルーサンダースは4回裏に反撃を開始。先発の花ヶ崎衣利から代わった村川祐月を追い込んで1死満塁とすると、阿部なこ、大浦光莉の連続適時打。雨が強まって制球が定まらない中、押し出しもあってこの回4点。5回にも1点を加えた。しかし村川が回を追うごとに安定し、6、7回を完全に封じられた。