コラム2022.08.26

ZENKO BEAMS vs はつかいちサンブレイズ

ZENKO BEAMS 11-8 はつかいちサンブレイズ(延長8回タイブレーク)

 

延長8回タイブレークにもつれたシーソーゲームはZENKO BEAMSの逆転勝利で幕を閉じた。

 

 

ZENKO BEAMS・田中露朝、はつかいちサンブレイズ・磯崎由加里の日本代表の両先発で始まったこの試合。2回裏に7番森田梨穂香の二塁打でサンブレイズが1点を先制する。リードを許したZENKOはその直後の攻撃で4番前川瑠那のタイムリーで同点とすると、その後は両チーム点の取り合いが続き、7回を終えて6-6、試合は延長タイブレークに突入した。

 

先攻のZENKOは8回表、先頭の1番内永芽依が2ストライクから四球をチャンスを拡げると、続く2番廣瀬はなの三遊間を破るタイムリー、3番河野朱加里の押し出し四球、5番田中幸夏のスクイズで得点を重ね、最後は6番坂口英里が走者一掃のスリーベースを放ち一挙5得点。この試合を通して初めてのリードを奪った。

 

 

5点を追う展開となったサンブレイズは代打で出場した和田茉由乃、この日3安打目となった1番西山小春のタイムリーで2点を返すも反撃はそこまで。全国大会初出場で初勝利とはならなかった。選手兼任としてこの試合にも出場した岩谷美里監督は「さくらカップに続き、また後半に逆転される形でZENKOBEAMSに負けてしまった。来年以降、全国制覇を目指すことはもちろん、ZENKOにリベンジしたい。」と悔しさを滲ませた。