コラム2022.08.26

阪神タイガースWomen vs 新波

阪神タイガースWomen 7-0新波(6回コールド)

 

阪神タイガースWomenが新波に6回コールド勝ち。全国優勝へ向けて快勝で初戦突破を決めた。

 

 

大会初日、大谷津運動公園野球場のオープニングゲーム。2回表に内野ゴロの間に1点を先制した阪神タイガースWomenは、続く3回表には、無死2、3塁から2番・田口真奈のタイムリー、3番・三浦伊織の犠牲フライ、さらに6番・浅野桜子のタイムリーで計4点を奪取。6回表には、「私だけヒットを出ていなかったので、ちょっと一人で焦っていました」という三浦がタイムリー3塁打を放ってダメ押しの2点を追加。投げては、先発の石村奈々が力強いストレートで5回まで3安打無失点ピッチング。2番手の森若菜が6回裏をピシャリと締めてコールドを成立させた。

 

 

創部2年目の阪神タイガースWomen。昨年、夏は準々決勝で敗退し、秋は初戦でライオンズ・レディースに1対4。「その雪辱を果たせるように、ここまで頑張ってきた」と野村祐也監督。「しっかりと恩返しできるように」と語った三浦伊織主将は、2回戦へ向けて「しっかりとした守りから攻撃に繋げられるようにしたい」と意気込んだ。

一方、第2回大会から出場を続け、過去の優勝1回(2012年)、準優勝2回(2007年、2011年)の実績を持つ新波は、相手の攻撃を抑え切れず。気合十分に“打倒タイガース”を目論んだが、「一筋縄ではいかなかった」と村上五百主将。それでも随所で好プレーを見せ、「楽しかった」と笑顔で球場を後にした。