京都文教 10-2 駒沢RISE（5回コールド）
京都文教が一挙8点のビッグイニングを作り、5回コールドで駒沢RISEを下した。
創部2年目で今大会初出場の京都文教。「去年（全国大会に）出られなかった悔しさをぶつけたい」と中村柚葉主将。1回裏に2死満塁から6番・松本理歩のタイムリーで2点を先制すると、3回裏には8番・井上桃香から四球を挟んで2番・白水楓杏、3番・谷本晴望、4番・高橋海音、5番・河村早紀と5者連続タイムリー。「自分たちは小細工なしに積極的に打っていくチーム」と高橋。その言葉通り、打者12人の攻撃で一挙8点を奪った。
投げては、先発の芝田かれんが3回途中まで投げた後、松村豊司監督が「本当は投げさせたくなかった」という河村早紀を挟みながらも、大量リードを奪った後は山口千沙季、谷本晴望と繋ぎ、10対2で5回コールドが成立した。
敗れた駒沢RISEは、打線が2回に内野ゴロの間に1点を返して1点差としたが、先発の松本彩花が3回途中まで8与四球の乱調で大量失点。それでも土壇場の5回表にチーム一丸で1点を返し、「気持ちの面では負けていなかった」と芦田カンナ主将。課題を多く挙げながらも「来年こそ1勝したい」とリベンジを誓った。