東海NEXUS 4-0 Good Job
天候不良による中断明けの2回裏、東海NEXUSが2死1、2塁から8番・藤井亜子のタイムリーで1点を先制すると、続く3回裏には1死2塁から3番・只埜榛奈のタイムリーで2点目。その後、先発した笹沼菜奈が幾度となく得点圏に走者を背負いながらも粘りのピッチングを続けて6回まで無失点に抑えると、守備で作ったリズムを攻撃に繋げ、6回裏に6番・齋藤千夏と8番・藤井亜子のタイムリーで2点を追加してリードを広げた。
愛知県を拠点に2020年に創設された東海NEXUS。目標である日本一へ向けて「初戦なのでスムーズに行くことはないと思っていた。その中で勝ち切れて良かった」と碇穂監督。只埜榛奈主将は「守備でリズムを作って1番から9番のみんなで点を取るのがNEXUSのスタイル。次からもそのスタイルは変えず、次は初回からいいスタートが切れるようにしたい」と笑顔を見せた。
敗れたGood Jobは、相手の9安打に匹敵する計8安打を放ったが、1回1死1、3塁、3回1死1、2塁、6回1死1、2塁の場面でいずれも併殺打でチャンスを潰したのが痛かった。試合後、「力不足」と「準備不足」を口にした主将の岡田桃香。悔しさを滲ませながらも「明るく、楽しく、美しくというチーム方針はブレずに、その上で勝てるようにやっていきたい」とチームの成長とリベンジを誓った。